日本の魅力を再発見!宮城県南の交流民泊とは? | Stayway Media

日本の魅力を再発見!宮城県南の交流民泊とは

トラベルライターLeo

2017年の11月3〜5日は、嬉しい3連休でした。こうして時々やってくる休みを使って、いつもよりもちょっと遠くへ行きたくなるのは私だけでしょうか。

家にいるのも良いけど、出かけるのも良いですよね。もし後者を選ぶとしたら、休日の定番『ホテル予約+ 観光地巡り』ではなく、地域に密接する体験を通じた旅にしたい。そう思わせてくれたのが、先日参加したイベントのテーマの一つ、「交流民泊」です。

日本酒 x 民泊

出典: Wikipedia 

東京から新幹線で約2時間に位置する宮城県南地域。この地域で、「交流民泊」を活用した地方・地域活性化の取り組みが行われています。その立役者のインバウンド系2社が2017年10月31日に、大手町の新感覚観光案内所、Travel Hub Mix にて、「日本酒」と「交流民泊」を軸にパネルディスカッションを開きました。

一般社団法人宮城インバウンドDMOとNPO法人SAMURAI MEETUPS(全国で外国人観光客に向けた情報発信や体験コンテンツの企画)を中心とした各事業者らが、宮城県南地域のケースを用いて、地方経済を潤すインバウンド・観光誘致や物作り、および「人に会いに行く旅」を提案する交流民泊の魅力を伝えました。

パネルディスカッションには、実際に民泊を体験した4名の取材ライターさんも参加、会場には40名のお客さんが詰めかけました。東北PRを兼ねた同イベント終盤には、オリジナリティ溢れる宮城県南の物産試食や横浜桜酒代表の磯野カオリ氏を迎えた利き酒体験など、ユニークで盛り沢山なイベントになりました。

宮城県南DMOとは

今回フォーカスされた宮城県南は、4市9町(白石市、名取市、角田市、岩沼市、蔵王町、七ヶ宿町、大河原町、村田町、柴田町、川崎町、丸森町、亘理町、山元町)で構成される地域。

東日本大震災をを拍車とした人口減少や高齢化の課題に悩まされていた中、インバウンド事業を通じた雇用算出や地域経済発展を目的とした一般社団法人宮城インバウンドDMOが、
地元企業の協力のもと、東北の観光誘致などを行うパソナグループの株式会社VISIT東北によって設立されました。

それは、イベント冒頭で宮城インバウンドDMO推進協議会事務局の伊藤淳氏が語られたように、宮城県南地域においての「消滅可能都市化」に対する強い対抗心からでした。

こうして現在、 宮城DMOは民間企業としてのコンサルノウハウを生かしながら、人材企業の株式会社パソナと連携し、同地域での民泊事業の運営から企画までを幅広く推進しています。また、イベント協力者には、同企業と11月1日に「酒場ツーリズム」を提案したばかりの、  株式会社KADOKAWAがいます。

交流民泊って?

2017年6月施行に迫る民泊事業関連法に向けて、宮城DMOが人材企業のパソナと進めているのは交流民泊という新しいジャンルです。それは一体何を指すのでしょうか。

本来、地方か都市部での利用を問わず、Airbnbなどの民泊仲介業者を使って宿泊する場合、 一軒家などを丸ごと貸し切るか、所有者在住の元空いている部屋に宿泊するかに分かれます。
一般的には、前者の人気の方が高いと言われている中、交流民泊は、後者を積極的に利用し、人の交流を目的とした旅を楽しむことです。

 「人に会いに行く」旅を提供したい

民泊を観光のツールとした宿泊施設とするのではなく、旅の目的にする。人とのつながに注目することで、実際に訪れる土地をより近くに感じたり、そこに住む個性豊かな人々の人生そのものを民泊を通じて体験することで、旅先で自分を客観的に見られるのではないでしょうか。

人にフォーカスした民泊を提供する上で見えてきたのは、人材企業としてのパソナとの連携のメリットでした。

人との交流を民泊体験としてコンテンツ化することができれば、今後さらに事業を展開でき地域活性化に大貢献すると考え、宮城県南全体と連携し、両者はゲストを迎えられるホストを探したり民泊ホストのインタビュー記事を掲載したり、新たな雇用創出のため民泊研修を行うなど、住民が民泊を始められる手助けをしていいきます。

個性豊かな民泊ホストたち

いかがでしょうか。イベントの参加者として、異なる技能を持った会社が共にプロジェクトを進め、一つのチームとして機能していることを実感しました。

交流民泊の社会的可能性だけではなく、四人のインタビュアーが実際に体験した上で伝える魅力にも多くの参加者が引き込まれていました。そこで、イベントで登場された個性豊かなホストの例から、交流民泊の魅力について紹介します。

今回紹介されたホストの中には、人生の転機に移住を選んだ人もいます。

その人は、転勤で仙台に務めていた能見さん。東日本大震災をきっかけに、東京の本社と仙台支社のすれ違いや震災後の対応の大変さから、自分の人生をしっかり生きようと思うようになったといいます。

そんなある日、長年の夢であったペンション経営を偶然の巡り合わせで始めることに。現在は仙台でゲストハウス「ひだまり」を運営されていて、能見さんの人柄と笑顔、そして2匹のゴールデンレトリバーに惹かれ訪れる人が後を絶たないようです。

ホストの人柄に魅力を感じ、旅を充実させるのが交流民泊の一つの強みとも言えます。薪割りや稲刈りを手伝ったり、廃校になり宿泊所として生まれ変わった学校に宿泊するなどの非日常感は、滞在先の地域に密接してこその体験です。

友達だけで行うのではなく、地域の人の存在があるからこそ面白いんだと思います。人に会いに行くことを旅の目的にすることで、宿泊すること自体が貴重な体験になっているのです。

菅生さんは、山元町で一粒1000円する高級いちごを菜箸し、NPO法人に勤務しながら、地元の新鮮な食材を使った料理が人気なゲストハウス、「ミガキハウス」を運営し、地域活性化に貢献されています。

そこに宿泊する人が皆「変人」なのではと疑うほどゲストを楽しませ、時にはお祝いパーティーを開いてくれたり、数時間一緒に語り合ったりなど、親近感と温かさに溢れたオーナーさんです。また、元々リンゴ農家の古民家を改修して造ったことを生かした農業体験や研修も提供していて、宿泊施設の枠を超えています。

個性豊かなホストの方々はどなたも、話を聞きたくなるような経験をしている方々です。交流民泊で、他人の人生を体験するかのように旅をして、自分を見つめ直すこともできるのかもしれません。

イベントについて

このイベントでは、利き酒体験や参加者自ら試食した観光物産を評価するといった、主催側との距離が近かったです。ほんのり香る甘い日本酒、新鮮なお米、らっきょう、カレーや自家製の蜂蜜。美味しそうな宮城県南の物産物の試食会が開催されると、試食テーブルに参加者が 一斉に集まりました。

民泊記事の取材依頼について

Stayway Mediaでは、DMOや自治体様の民泊への取組、地方創生への取り組みをご紹介していきます。取材依頼は、info@stayway.jpまで

Staywayについて

宮城県には素晴らしい民泊があります。地域を肌で感じられる体験が待っています。Staywayを使って、「暮らすような旅」を探しませんか?

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