いざ万里の長城へ!アクセス・注意点など、北京在住者が解説! | Stayway Media

いざ万里の長城へ!アクセス・注意点など、北京在住者が解説!

沢田ルウ

トラベルライター

中国 北京 万里の長城photo by May Wong
宇宙からも見える、世界で最も大きな建築物「万里の長城」。

実際に訪れ、その目で見ると、誰もがスケール大きさに言葉を失うことと思います。

「不到長城非好漢(長城に行かなければ、立派な男になれない)」という言葉もあり、中国人にとっても憧れの地。

北京観光の大本命、万里の長城のアクセス、注意点などについて解説します!

1. 万里の長城とは

北京 万里の長城 八達嶺
photo by me-y
紀元前221年、秦の時代に、始皇帝が北方民族の侵攻を防ぐために作らせたのが始まりの言われています。

河北省の山海関から、甘粛省の嘉峪関まで、全長6350km。中国の距離の単位「里」に換算すると、一万里を超えるので『万里の長城』と名付けられました。

始皇帝以後も、各王朝が建築を続け、明の時代から、巨大なレンガと石を使った強固なものになっていったそうです。

万里の長城はその長さゆえに、見どころがいくつかに分かれています。北京市内に残っているものでは、アクセスと保存状態の良い八達嶺が一番有名。

八達嶺長城を例に、アクセスや見どころを紹介します!

2. 万里の長城<八達嶺>までのアクセス

バスや電車などの公共交通機関でも行くことができます。効率的に回りたい人にはチャータータクシーがおすすめです。

バスの場合

中国 北京 万里の長城
photo by Lu Tianyu
「徳勝門」のバスターミナルから、877、879、919番のバスに乗ります。各駅、ノンストップ直行便の両方があり、60分から90分ほどで着きます。運賃は12元

乗客がいっぱいになると走り出してしまうので、時間に余裕を持っていきましょう。

電車の場合

中国 北京 万里の長城photo by Chen Zhao
北京市内から万里の長城へは「S2線」に乗ります。各地下鉄から「黄土店」駅で乗り換えです。一人片道6元。列車の座席は全席自由。八達嶺駅まで1時間10分ほどで着きます。

チャータータクシーの場合

中国 北京 万里の長城photo by Nikolaj Potanin
旅行会社各社がプランするものに参加するか、現地フリーペーパーなどに載っている、チャーター会社で予約するなどの方法があります。

人数によってはマイクロバスに変更することもできます。

費用は8時間前後の貸切り600元~800元が相場。所要時間は片道だいたい2時間ほどです。
明の十三陵など、近郊の名所も合わせて回るなど、アレンジすることも可能です。

八达岭长城 交通指南⇨ http://www.badaling.cn/

万里の長城<八達嶺>の見どころ

中国 北京 万里の長城photo by FHKE
八達嶺は北京周辺で一番最初に訪問可能になった長城です。そのため、観光地としての歴史が長く、最も人気です。

登城口から左側は「男坂」と呼ばれ、急勾配で登る人が少ないのですが、右側は「女坂」と呼ばれ、なだらかで楽に歩くことができます。
男坂の方が景色も良いので、体力に自信がある方はぜひトライしてみてください!

最高点の城楼までは、大人の足で約1時間半。体力に自信のない方や、時間のない方はロープウェイでの散策がおすすめです。
片道だけでも乗ることができますので、気軽に利用してください。

八達嶺長城の道のりの途中に「居庸関(きょようかん)」という、関所の跡地があります。これは、明時代以前北京を守る最後の防衛拠点として、難攻不落と謳われた要塞です。
この辺りは山脈が連なる険しい地勢で、景色のすばらしさはまさに一見の価値ありです。

3. おすすめのシーズン

中国 北京 万里の長城photo by Lydia Liu
万里の長城に限らず、北京の観光に最適なのはです。

北京の四季は、春は風が強く黄砂などが飛ぶため、空気が悪くなりがち。夏は40度になる日もあり、日差しが強く酷暑。冬は零度を下回りるほどの極寒です。

秋はというと、気温も暑すぎず、寒すぎず。からりと晴れた日が多いため行楽日和と言えます。そんな気候なので、もちろん万里の長城も歩きやすい時期です。

ただし、10月の一週目は「国慶節」という大型連休のため、大混雑が予想されます。この休みは外していきましょう。

一方で、春は桜、夏は青々とした山々、冬は紅葉や雪など、季節ごとの美しい自然の景色と万里の長城のコントラストを楽しむこともできます。

4. 万里の長城へ行く際の注意点

中国 北京 万里の長城photo by akiko yanagawa
万里の長城は標高の高いところにあり、また、屋根などの日ざしや雨風を防ぐものがありません。
さらに、石の階段を歩くわけですから、通常のトレッキングと同じような装備が必要です。歩きやすい靴動きやすい服で臨みましょう。

さらに夏は、帽子やサングラスなど、紫外線対策が必須。こまめに水分補給するための、飲み物も必要です。街で買うより高い値段にはなりますが、長城の中に売店もあります。

11月にもなれば路面が凍結し、とても滑りやすくなってきます。12月以降はが降る場合もあります。靴は履きなれた、滑りにくいものを。服装も防寒機能がしっかりしたものを選び、帽子手袋なども準備しましょう。

数年前には冬の万里の長城で遭難事故もありました。悪天候の時や、予報が出ている時は無理しないようにしましょう。

万里の長城は2008年の北京オリンピック際に、たくさんの観光客が来ることを見通して再整備されました。トイレなども清掃が行き届いていますので衛生面はご安心を。

5. 中国が誇る遺跡。人混みを避けるなら早朝が吉!

いかがでしたか? 万里の長城は中国が誇る遺跡のため、国内外から観光客が押し寄せてきます

混雑を避け、快適に散策したい方には、人が少ない時間帯に行くことをお勧めします。万里の長城では、それはずばり、早朝。

長城の場所にもよりますが、ほとんどは朝6時ごろからオープンしています。頑張って早起きして、7時までには着くようにしましょう。

誰も人がいない、静かな山肌に佇む万里の長城の美しさは格別です。

また、季節や天気にもよりますが、長城から朝日が見られるかもしれません。
間違いなく一生の思い出になるはずです。

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沢田ルウ
2013年より中国・北京市在住。奇想天外、それでいてどこかあったかい中国カルチャーに魅了され、どっぷり浸かった日々を満喫中。趣味はローカルテレビドラマの鑑賞と、中華調味料研究。ガイドブックより一歩踏み込んだ情報をお届けし、記憶に残る北京滞在のお手伝いができますように。

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