旅上級者向けの国ハイチ共和国 目的別で選ぶオススメ観光都市7選 | Stayway Media

旅上級者向けの国ハイチ共和国 目的別で選ぶオススメ観光都市7選

Juri Mizuki

トラベルライター

ハイチ(Photo by dghchocolatier)

西半球で最も貧しい国をご存知ですか?

それは国民の約80%が1日1ドル以下で暮らしていると言われる「ハイチ共和国」です。

記事タイトルでも述べた通りこの国を訪れるならば世界各国を旅してきた旅上級者の方々にオススメしたいと思います。

その理由は主に治安や衛生面が挙げられますが、殆どの旅人が訪れる事の無いハイチに行ってみたい!

という方には是非具体的な渡航先を決める上でもこのページを参考にしていただければ幸いです。

今回は、目的別で選ぶハイチのおすすめ観光都市を7つ紹介したいと思います。

ハイチ共和国の基本情報

ハイチ 国旗(Photo by OpenClipart-Vectors)

ハイチ共和国は西にキューバおよびジャマイカ、東にプエルトリコを有するイスパニョーラ島の西側に位置する西半球で最も貧しい国です。

世界銀行の発表によるとハイチ共和国の国土は北海道の面責の約1/ 3程度なのに対し人口は東京都の約1.2倍です。

ハイチ共和国が位置するイスパニョーラ島が世界で初めて発見されたのは1492年の事です。

カリブ海を航行中のコロンブスによって発見されたのがこの国の歴史のはじまりでした。

その後1697年にフランスがこの地に侵攻しフランスの統治下となり植民地としての歴史は18世紀の初頭まで続きました。

ハイチ共和国が一つの国として歴史を歩み始めたのは1804年のことでラテンアメリカで最初にフランスからの独立を果たしました。

人口の95%はアフリカ系でハイチ共和国は世界で最初に成立した「黒人による共和制国家」でもあります。

約100年もの間フランスの植民地であったことから国民はフランス語とクレオール語という現地の人々が日常的に使用している言葉を話します。

首都ポルトープランス
言語フランス語、クレオール語
宗教キリスト教
日本との時差-13時間
ベストシーズン乾季は11~3月で気温が比較的安定しています
ビザの有無観光目的で滞在目的が90日以内であれば不要
プラグ型Aタイプ、Bタイプ

日本からハイチへのアクセス

空港(Photo by JESHOOTS-com)

2019年9月現在日本からハイチ共和国への直行便は就航していません。

その為日本からハイチへのは基本的にアメリカの東海岸の主要都市(ニューヨークやフォートローダーデール)を経由してのアクセスとなります。

片道の所要時間は乗継時間にもよりますが最短でも21~25時間程度は必要です。

1. ポルトープランス

ハイチ2(Photo by msjennm)

ポルトープランスはハイチ共和国の首都でゴネーブ湾の中心に位置しています。

まるでアフリカを訪れたかの様な雰囲気が漂う都市で博物館や教会を含む歴史的建造物が点在することからこの国の歴史や文化に触れたい方にオススメです。

全土の人口の約25%が首都ポルトープランスに住んでいると言われていますが年々の人口増加によりスラム化の進行が顕著です。

2010年に起こった大地震そして2016年および2017年に相次いで国を襲ったハリケーンによって街は徹底的に破壊され治安は急激に悪化し現在も度々クーデターが行われている為訪れる観光客は少ないです。

街はお世辞にも綺麗とは言い難くゴミの回収および処理システムが機能していないのが路上はゴミだらけであちこちに化学的な色をした水溜まりがありました。

間違っても絶対に踏みたくないですね。笑

街は現在復興に向かっている最中の為ランドマークのノートルダム大聖堂を含め多くの建物が半壊状態のまま廃墟にされてそのまま取り残されています。


名称:Aéroport International Toussaint Louverture
住所:Port-au-Prince Boulevard Toussaint Louverture, Port-au-Prince 1792 ハイチ
電話番号:+509 48 92 8035

2. カパイシャン

ハイチ 要塞(Photo by Juri)

ハイチ共和国で唯一世界遺産に登録されている要塞シタデル・ラフェリエール(以降シタデル)を訪れる為の観光拠点になるのがハイチ共和国東部に位置するカパイシャンです。

ここは人口11万人程の小さな都市でフランス植民地時代の1711年にカプ・フランセとして建設されたのがはじまりです。

現在の首都はポルトープランスですが18世紀初頭のハイチ独立後に置かれた地はカパイシャン近郊の「ミロ」という町でした。

シタデルは独立後のハイチが再びフランス軍に侵攻されるのを恐れて1805年から12年もの歳月をかけて建設したものですが実際に利用する日は来なかったとされています。

20万人もの奴隷労働者を投入して山の頂上に建設されたシタデルは訪れる者を圧倒します。

またそこから眺める景色は非常に素晴らしく風が吹いている日はとても気持ちが良いです。

カパイシャンから向かう途中には独立当時古都ミロに築かれたサン・スーシ城もありますので併せて観光される事をおすすめします。

サンスーシ城(Photo by Juri)

これらはラミエール国立公園に位置しシタデル、サン・スーシ城と共に1982年にユネスコ世界遺産に登録されました。

拠点となるカパイシャンの町は美しいカリブ海を眺める事が出来、首都ポルトープランスよりも治安が安定しているので世界遺産を訪れるのが目的なのであれば絶対にカパイシャンに足を運ぶべきだと思います。


名称:Aéroport International du Cap-Haïtien-Haiti
住所:Cap-Haïtien
電話番号:+509 44 80 5107

3. ジャクメル

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ジャクメルはハイチ南部に位置する港町です。

フランス植民地時代には砂糖およびコーヒーの積出港として栄え現在でも農業地域の中心商業地域として機能しています。

ポルトープランスから約40kmしか離れていないにも関わらず治安は非常に良く多くの観光客が訪れています。

それもそのはず!

ジャクメルには豊かな自然とフランス統治時代を思わせる建築物の数々そしてカラフルなストリートアートがあり訪れる人々を魅了します。

中でも最も代表的な観光地はBassin Bleuというターコイズブルーに輝く泉でそこに滝が流れ込む姿が大変美しいです。


名称:Bassin Bleu
住所:outside Jacmel, Jacmel 9110, Haiti
観光可能時間:24時間

4. レ・カイ

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レ・カイはハイチ南西部に位置する都市でフランス統治下の1726年に建設されたのがはじまりです。

元々「ハイチ」という国名は先住民の言葉で「山の多い地」を意味しこの地を訪れていただけばきっとこの国がそう名付けられた理由が理解できる事でしょう。

この地には緑が豊かな山々やそこに流れる壮大な滝や洞窟などがあります。

またカリブ海屈指の美しさを誇る海を有するア・バッシュ島から非常に近い為時間が許す限りこの地の素晴らしさを堪能していただきたいです。

ハイチ共和国特有の美しい自然を訪れるのが目的な方は是非足を運んでいただきたいです。


名称:Place d’Armes
住所:Rue Antoine Simon, Arrondissement des Cayes, ハイチ
観光可能時間:24時間

5. ミラゴアーヌ

ハイチ
(Photo by Adobestock)

ミラゴアーヌはポルトーポランスから西に100kmのところに位置する港湾都市です。

17世紀半ばにイギリスから来た海賊により建設されたのがミラゴアーヌです。

街の中心部に位置するネオゴシック様式の聖ヨハネ教会が圧倒的な存在感を放っています。

ポルトープランスからレ・カイに向かう途中に必ず通る場所なので是非休憩も兼ねて立ち寄る事をおすすめします。

また周辺には大きな湖もありますので滞在時間に余裕がある方は是非足を運んでみてください。


名称:Cathédrale Saint Jean-Baptiste
住所:Rue Bel Air 1, Miragoâne 7410 ハイチ
電話番号:+509 36 35 5654

6. アンシュ

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1503年に建設されたハイチでも最も古い都市の一つとして知られるのがアンシュです。

ハイチードミニカ国境からすぐのところに位置しハイチ国内に現存する最も古い教会で知られています。

また周辺には美しい滝をはじめとした豊かな自然を有する環境保護区があり観光客に人気です。

アンシュにはハイチ伝統の宗教や文化が良く根付いているのでアフリカ系の民族がこの国で築いた独特の文化体験をしてみたい方にはオススメです。

またこの地にはドミニカ系の住民も居ますので他の地よりはスペイン語が通じる傾向にあります。


名称:Eglise Catholique
住所:Rue Alexandre Petion, Hinche, ハイチ
電話番号:+509 47 58 6287

7. ゴナイブ

ゴナイブ(Photo by wikipedia)

ゴナイブは1804年にフランスからの独立宣言が行われたこの国の歴史上大変重要な地です。

近郊には独立のためのハイチ革命による重要な闘いが行われた場所があり歴史に興味がある方は観光を楽しんでいただけると思います。

特にその他の観光的見所は無いのですがハイチ北部のカパイシャンとポルトープランスの中間に位置しているのでゴナイブを経由してこれらの都市間を移動するのも良いでしょう。


名称:Quartier résidentiel
住所:Ave Amiral Killick, Gonaives, ハイチ

日本人の殆どが訪れない国『ハイチ』に行ってみよう!

ハイチ3(Photo by Juri)

いかがでしたか?

フランスの植民地から独立して未だ200年のハイチ共和国はラテンアメリカに位置しながらアフリカ系の黒人文化が浸透し独特の宗教や食文化が残り自然資源も豊かな事から十分に観光可能な国です。

国の経済そして治安が安定しない為訪れる際は十分注意していただきたい国ではありますがハイチには訪れた人にしか分からない魅力があります。

同じイスパニョーラ島に位置するドミニカ共和国を訪れる方は必ず興味を持つ国だと思います。

もしハイチを訪れる際は今回紹介した内容を参考に旅行していただけたら嬉しいです。

是非その時の治安情報をしかっりと考慮した上でより安全な旅行を楽しんでください!

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Juri Mizuki
21歳から世界を旅し始めて5年間でラグジュアリー旅からバックパッカー旅など幅広い形での旅を経験し、これまでに102カ国渡航しました。グアテマラのアンティグアでの語学留学経験あり。トラベルコンサルタントとして旅しながらリモートで働かせていただいております。 ガイドブックなどには載ることの無いリアルな情報をここから読者の皆さんにお届けします。現在旅している人・そうでない人関係なく楽しんでいただけるメディア作りをしていければなと思います。

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