【葵祭・祇園祭・時代祭】京都在住者おすすめ!京都三大祭の楽しみ方 | Stayway Media

【葵祭・祇園祭・時代祭】京都在住者おすすめ!京都三大祭の楽しみ方

このか

トラベルライターこのか

京都には春から秋にかけて「京都三大祭」と呼ばれる、葵祭・祇園祭・時代祭という大イベントがありますが、「聞いたことはあってもどんな祭りなのかよく知らない」という方が多いのではないでしょうか。

今回はそれぞれの祭りの特徴と見どころを、京都人ならではの視点から魅力いっぱいにお伝えします♪

葵祭 5月15日

京都の平安時代の雰囲気をゆったりと味わいたいなら、貴族のお祭りである葵祭がおすすめです。

祇園祭のような絢爛豪華さはありませんが、総勢約500名の平安時代装束を身につけた人々が、京都御所から下鴨神社そして上賀茂神社への京都市内約8キロをゆっくりと進んで行く様子は、とても風情があります。

葵祭の特徴

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葵祭は正式には「賀茂祭」と呼ばれる上賀茂神社と下鴨神社のお祭りで、平安時代に「祭」と言えばこの祭のことを指すほど古い歴史を持つ祭です。

賀茂祭では、いたるところに社紋でもある「フタバアオイ」を飾るため、葵祭と呼ばれるようになったと言われています。ぜひ、祭の中でどこに「フタバアオイ」が飾られているかもチェックしてくださいね!

一時期途絶えていたこともありますが、明治時代に復興しました。

葵祭のみどころポイント

京都 葵祭 牛車

Photo by このか

行列は人だけでなく、牛や馬も参加しており、それぞれに装飾が施されているのでとても優美です。長い距離を歩いて行くので、行列の最初から最後まで一緒について行くのは結構大変です。

ポイントを決めて行列を待ち構え、ゆっくりと行列を見るのが良いでしょう。

この祭、当日の天候によっては16日に延期、もしくは下鴨神社で打切りになってしまう場合がありますので、天候が不安定な場合は気をつけてくださいね。

賀茂川沿いで行列の風情を楽しむ 

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葵祭の行列は8キロの道のりを歩いて進むため、人混みを避けた場所でゆっくりとその祭を楽しむこともできます。

風情があるのは、行列が賀茂川の堤防をゆっくりと進んでいる時。

対岸から眺めれば行列の全体像がよくみえ、平安時代もこんな風にこの祭が行われていたのかなぁと、昔に想いを馳せることができます。

本列と斎王代列の並びを観察する

京都 葵祭 斎王代

Photo by このか

葵祭には天皇の使者である勅使を中心に構成された「本列」と、斎王代を中心に女性で構成された「斎王代列」という2つの行列があります。

行列には、警護の列・お供え物を運ぶ列・天皇の使いの列などが含まれています。

斎王代列の主役である「斎王代」は平安時代に巫女として神に仕えた未婚の内親王のことをいい、毎年4月に京都にゆかりのあるおうちのお嬢さんが選ばれています。

毎年この時期には、「今年は○○のところのお嬢さんが斎王代にならはったんやて!」という話題が出るのも京都ならではです。

行列に参加している人々はそれぞれに役割を担っているので、それを理解しながら行列をみると面白いですよ。

上賀茂神社に先回り

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葵祭の終着地である上賀茂神社では、今まで牛車や馬に乗っていた人々や、輿に乗っていた斎王代もその乗り物から降り、しずしずと白い小石の道を進んで行きます。

これだけを見ても一見の価値あり!と思える美しさですよ♪

上賀茂神社では、その行列が通る道の脇に有料観覧席が設けられており、行列を間近から見ることができるのでオススメです。

上賀茂神社での有料観覧席は当日受付のみ1000円で、事前予約は受け付けていませんので、賀茂川の対岸から行列の全体像を楽しんだ後、少し早めに上賀茂神社に先回りしておくといいかもしれません。

【日程】5月15日
【開催場所】京都御所〜下鴨神社〜上賀茂神社
【所在地】京都御所:京都府京都市上京区京都御苑3
下鴨神社:京都府京都市左京区下鴨泉川町59
上賀茂神社:京都府京都市北区上賀茂本山339
【開催時間】京都御所・出発 10:00
下鴨神社・出発 14:20
上賀茂神社到着 15:30
【アクセス】京都御所:地下鉄烏丸線「丸太町」下車 1番出口すぐ
下鴨神社:京阪電車「出町柳」徒歩12分
上賀茂神社:京都市営バス「上賀茂神社」下車すぐ
【公式サイト】https://ja.kyoto.travel

祇園祭 7月17日・24日(巡行)

京都 祇園祭

Photo by このか

7月に入ると京都の街中ではあちらこちらで祇園祭の「コンチキチン♪」というお囃子が聞こえ始め、10日頃から鉾建ても始まりいよいよ京都はお祭りムードが高まってきます。

お祭り自体は、7月の一ヶ月間行われていますが、祇園祭の一番のハイライトは山鉾巡行です!今回はそれ以外にも見所と楽しみ方を教えますよ!

祇園祭の特徴

京都 祇園祭 後祭

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祇園祭は京都の街で流行した伝染病を鎮めるために始まった八坂神社のお祭で、その歴史は平安時代にまでさかのぼります。

一時期、「前祭(さきのまつり)」と「後祭(あとのまつり)」が一緒に行われていたこともありましたが、近年別の日程で行われるようになったため、長期間にわたりそれぞれの祭りの風情の違いを楽しむことができるようになりました。

17日の前祭は23基、24日の後祭は10基の山鉾巡行をみることができます。

祇園祭のみどころポイント

京都 祇園祭

Photo by このか

前祭は山鉾も大きなものが多く、数が多いので大変な盛り上がりを見せます。

近年復活した後祭は前祭よりも規模が小さく、屋台や歩行者天国などはありませんが、観光客が若干少ないのでゆっくりと巡行を見ることができます。

祇園祭はとても大きいお祭りですので楽しみ方は無限大です。

お祭りらしく屋台も出ますが、今回の祇園祭でぜひやっていただきたいことの一つが、各町内の会所巡りです!

各町内の山鉾にはそれぞれの歴史や所以があり、それを知ることでより祇園祭をより一層楽しむことができるでしょう。

早速、祇園祭を楽しむポイントを3つに絞ってご紹介します。

会所を巡ろう

京都 祇園祭 会所

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各町内には会所と呼ばれる寄合所があり、それぞれの山鉾の装飾品を展示したり、ちまきや各町内でお祭りする鉾にちなんだグッズ販売をしています。

祇園祭で売られているちまきは食べるものではなく疫病・災難除けのお守りで、京都では門口にこのちまきを一年間かざる慣わしがあるんですよ。

これらを販売する際に子供たちが歌うわらべうたも、お祭りムードを一層引き立てています。「お土産におひとつ、どうどすかー?」

宵々山へ行く

京都 祇園祭 宵山

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山鉾巡行の前の日を宵山(よいやま)、その前の日を宵々山(よいよいやま)といい、京都人はこのタイミングを逃さずお祭りに出かけます。

この2日間は特に人出が多く、各山鉾ではお囃子が演奏されたり屋台が出たりし、夜は提灯の明かりやライトアップもあって一層の賑わいを見せます。

普段、一般の人は登れない山鉾に乗ることができる町内もありますよ!

ちなみに宵山・宵々山ではなぜか夕立が降ることが多いので、折り畳み傘があると安心です!

巡行を見るなら「前祭」の終わり際

京都 祇園祭 巡行

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祇園祭を見るなら、ぜひその大きな山鉾が順々に引き回されている姿も見ておきたいところです。

一番の見所はやっぱり、「辻まわし」と呼ばれる鉾が方向転換するところですが、このポイントはとても混み合います。

ということで巡行がひと段落したお昼頃に、鉾が各町内に戻るところを観覧することをオススメします!

場所は四条新町あたりで、道幅が狭いので間近で山鉾が見られるだけでなく他の辻まわしする場所に比べると人は少なめです。

「戻り囃子」と呼ばれるアップテンポなお囃子も聞くことができ、迫力ある山鉾を楽しめますよ♪

【日程】前祭:宵山7月16日 巡行7月17日
後祭:宵山7月23日 巡行7月24日
【開催場所】四条周辺
【開催時間】巡行開始 9時頃
【アクセス】京都市営地下鉄「四条」下車
【公式サイト】https://ja.kyoto.travel

時代祭 1022日(2019年は26日)

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平安神宮の創建を記念して始められたお祭りで、3つの祭りの中では最も歴史が浅いものですが、総勢2,000人が3時間かけて京都御所から平安神宮までの4キロの道のりを大行進する、規模の大きな祭りです。

最後列が御所を出発する頃、先頭はすでに平安神宮に到着目前です。

明治維新から平安時代までの時代絵巻を、実際に目に見える形で楽しめますよ!

さて、あなたの知っている人は何人出てくるでしょうか。

時代祭の特徴

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行列は明治維新・江戸時代・安土桃山代・室町時代・吉野時代・鎌倉時代・藤原時代・延暦寺時代の8つの時代、20の行列で構成されており、祭りで使われる衣装や祭具は各時代の厳密な時代考証を元に再現されていているため、この時代祭は「動く歴史風俗絵巻」とも称されています。

仮装行列と勘違いしてしまいそうですが、れっきとした平安神宮のお祭りで、行列の最後にはこの神社の御神体である桓武天皇と孝明天皇の行列が続きます。

時代祭のみどころポイント

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時代祭は毎年多くの人で賑わう祭りですのでなるべくゆっくりとその行列を見たいところですが、とても長い行列なので、途中で飽きてしまわないような工夫が必要です。

「明治維新では坂本龍馬や西郷隆盛、桂小五郎を探し、安土桃山時代では織田信長や羽柴秀吉を見る!」や「室町時代の町衆の踊りをチェックする!」「吉野時代は婦人列の静御前や淀君の衣装の美しさを楽しむ」といったように、各時代ごとに見どころを決めて楽しんでみてはいかがでしょうか。

祭りに使われる衣装・祭具・調度品をチェック

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時代祭で最も興味深いのは、何と言っても各時代の時代考証に基づいて忠実に再現された衣装や祭具・調度品で、これらはそれぞれの分野の伝統工芸の専門家によって忠実に再現されています。

衣装の着付けや髪の結い方も、専門家による検証を元に当時の方法で行われているんですよ。

その時代にタイムスリップしたかのような再現度の高さを楽しんでください♪

 婦人列は京都の花街の芸妓さん・舞妓さん

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時代祭に花を添える婦人列は、京都の花街である祇園甲部・宮川町・先斗町の持ち回りで、その花街の芸妓さん・舞妓さんが務めるので、何と言っても華やかです。

芸妓さん・舞妓さんの普段の装いとは違いますが、なんとも凛としたその姿を見るために、毎年足を運んでいる人もいるくらいですよ!

雰囲気も楽しむなら京都御所へ

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時代祭をゆっくりと楽しむなら、京都御所がオススメです。

時代祭はまず、平安神宮に祀られている御神体を京都御所までお運びし、その後に時代行列となって京都御所を出発します。

御所には有料観覧席もありますが行列も長いですし、ずっと座ってみているのは逆にしんどいかもしれません。

張り切って行列に出発していく人たちが見られる、京都御所の堺町御門あたりで観覧するのが良いのではないでしょうか。

【日程】10月22日(2019年は10月26日)
【開催場所】京都御所〜平安神宮
【所在地】京都御所:京都府京都市上京区京都御苑3
平安神宮:京都府京都市左京区岡崎西天王町
【開催時間】行列出発 12:00
【アクセス】京都御所:地下鉄烏丸線「丸太町」下車 1番出口すぐ
平安神宮:京都市営バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車 徒歩5分
【公式サイト】http://www.heianjingu.or.jp

京都三大祭りに出かけよう!

せっかく京都を観光するなら、時期を合わせて祇園祭・葵祭・時代祭をぜひ一度は見ていただきたいものです。

「あちらこちらに屋台が出て大騒ぎ!」といった雰囲気のお祭りではありませんが、それぞれに違った趣があり京都らしさを存分に感じていただけることでしょう。

これらのお祭りをただ見るだけでなくその時代背景や歴史を少し知っているだけで、他の人より数倍楽しく京都の祭りを過ごせることでしょう。

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このか
京都から出たことのない母と、京都の歴史を専門に教鞭を執る父の間に生まれた、根っからの京都人。 10数年客室乗務員として、世界各国・日本各地を訪れる経験をし、「京都の外から見た、京都の魅力」を再発見する。 「京都人から見た京都の魅力」を伝えられるよう、日々努力しています。

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