ナポリ観光の前に知っておきたい!治安・時差・通貨・気温・天気を解説! | Stayway Media

ナポリ観光の前に知っておきたい!治安・時差・通貨・気温・天気を解説!

Noriko

トラベルクリエイター

ナポリ
photo by Lajos Móricz

ナポリ湾の背後にヴェスヴィオ山がそびえる美しい街並み、一年を通して暖かく穏やかな気候にモチモチのピッツァマルゲリータや魚介のパスタなどの美味しい食事、と南イタリアの魅力を詰め込んだ街・ナポリ。

国際線発着都市からナポリへの行き方、季節ごとの気候や服装、治安が悪いと言われている地域など、今回はナポリの基本情報をお伝えします!

1. ナポリの基本情報

ナポリ
Photo by N i c o l a

気候

イタリアは一年を通して温暖な地中海洋性気候で、日本のようにはっきりとした四季があります。

東京と似たような平均気温ですが、夏は乾燥して日差しが強く、冬は雨が多くなります。また南北に細長い半島なので気候に差があります。

イタリアの中でも南に位置するナポリでは北イタリアに比べて温暖なものの、海沿いの港町なので風が通り他の都市に比べて湿気が多いのが特徴。

またヴェスヴィオ山など標高の高い場所では夏でも朝夕は肌寒く感じます。

通貨

通貨はEU単一通貨ユーロ€(イタリア語ではエウロ)。

500ユーロ、200ユーロの高額紙幣もありますが支払いの際に受け取りを拒否されることも多いので、両替の際には100ユーロ紙幣以下にした方が使い勝手が良いです。

ATMが街中にあり24時間使えて便利ですが、時々カードが飲み込まれて出てこないというトラブルもありますので、心配な方は銀行の中に設置されているATMを営業時間中に利用すると良いでしょう。

またイタリア国内でクレジットカードは使用できますが、小さな商店やカフェ、市場などでは現金しか使用できないことも多いので、現金も用意した方が良いでしょう。

時差

日本との時差は8時間。日本の方が8時間進んでいます。

3月最終日曜日から10月最終日曜日のサマータイムでは時差は7時間になります。

2. 日本からのアクセス

ナポリ 飛行機
photo by Free-Photos

日本からはローマ、ミラノへの2都市へ直行便が運行していて、所要時間は約12時間です。ヨーロッパ各都市からの乗り換え便も多いのでそちらを利用することもできます。

日本からナポリへの直行便はないので、国際線でローマ・フィウミチーノ空港かミラノ・マルペンサ空港へ入り、ナポリへ空路または陸路で移動することになります。

国内線ではローマからナポリ・カポディキーノ空港へ50分、ミラノからは1時間15分。

列車ではローマ・テルミニ駅からナポリ中央駅へ1時間10分、ミラノ中央駅からは4時間30分です。

3. ナポリの季節ごとの服装

ナポリ
photo by RealCarlo

日本より乾燥しているので過ごしやすくはありますが、やはり気温も上がるのでかなり暑くなります。観光の際にはサングラス・帽子・日焼け止めは必須です。

ちなみに日傘ですが、ナポリでは晴れている日に傘をさすことが縁起が悪いとされているので、観光客が多く集まる場所以外では避けた方が良いかも知れません。

大きなデパートやスーパーマーケット以外では冷房がないところも多く、石造りの建物や教会内部は比較的涼しいものの、日本のような冷房がきいた涼しさはありません。

真夏にナポリを訪れる方は午前中や夕方の涼しい時間帯に観光をすませ、午後の暑い時間はあまり動かないようにすると良いでしょう。南欧の国になぜシエスタの習慣があるのか実感できるはずです!

また山・海に近い場所は夏でも朝晩冷え込むことがあります。

また、教会などを観光する予定であれば露出が多い服装では入場できない場合があるので、夏場でも大きめのストールや薄手の上着を持参しましょう。

春・秋

ナポリ
photo by Noriko

春・秋は観光に最適な季節です!春には新緑が美しい穏やかな気候、秋には秋晴れと紅葉を楽しめる過ごしやすい時期です。

朝夕と昼間の温度変化が激しく、昼間はノースリーブで夜はダウンコート、と服装が入り乱れるのもこの季節。年によっては雨が多く寒さが続くこともあるので、重ね着できる服、脱ぎ着がしやすい服がおすすめです。

ナポリ
photo by N i c o l a

冬は0度を下回ることがほとんどなく寒さは穏やかですが、そのためナポリの建物は寒さに対する対策があまりされていません。タイル張りの床は底冷えがしますし暖房もあまりきいていないので室内で寒さを感じることがあります。セーターなど、室内でも暖かい服を数枚持参した方が良いでしょう。

また冬は雨が多くなるので、折り畳み傘の用意があった方が良いでしょう。

晴れると春のように温かくなる日もあり、ジェラートを片手に散歩する人も。

4. ナポリの治安

ナポリ
photo by Enzo Abramo

ナポリにはカモッラというマフィアの組織があり、映画や小説にもなっているのでイタリア全土で有名です。

ただ観光客がこういったマフィアの犯罪に巻き込まれるようなことはほとんどありません。

観光客が被害にあうのはやはり他の都市と同じようにスリなどの軽犯罪です。

近年中央駅や地下鉄が整備されて以前よりずいぶんと治安が改善し、ナポリ在住の友人は「もはや観光客が入れない地域はない」と言っていました。それでもイタリアの他の都市よりも気をつけた方が良い地域もまだ多いです。

ガリバルディ駅周辺

ナポリ ガリバルディ駅
photo by Paolo Gamba

以前は鉄道でナポリに着いた途端すぐに離れたくなるような治安の悪さでした。

老朽化した暗い駅構内に寝そべっている人々、明らかに手入れされていない埃が積もった動かないエスカレーター、ほとんどの鍵が壊れているトイレに友人と交代でドアを抑えながら入った時はすぐナポリから離れたくなりました。

それが2009年に改装を終えたナポリ中央駅や地下鉄乗り場は近代的に美しく生まれ変わり、それに伴い治安もずいぶん良くなりました。

今では落ち着いてショッピングをしたりカフェに立ち寄ることができるエリアになっています。

ただヨーロッパの中央駅周辺というのはどこも治安が悪いものです。

お金や携帯の出し入れには気をつけ、タクシーの客引きなど怪しい人が話しかけても相手にせず、大げさなくらい荷物や財布を「気をつけている」アピールをした方が狙われにくいです。

ナポリ旧市街

ナポリ
photo by Stock Snap

ナポリの旧市街の特徴は見どころと危険な場所が入り乱れている、ということがあげられます。

ヨーロッパの他の多くの都市と違い、危険と言われている地域が観光客がこない郊外のひとつの地域に固まっているのではないので、ナポリへ観光で訪れようとするとどうしても危険と言われている地域やその側を通らなくてはならないんですね。

このことがナポリを観光するのに「なんとなく怖い」という気持ちを与えるのかもしれません。

旧市街で危険と言われている地域はスパッカナポリ、フォルチェッラ地区、スペイン地区などですが、どの地区も立ち入れないほど危険ということはありません。

ただ注意点は

・人気のない道に立ち入らない

・夜に出歩かない

・高価なバッグや時計は身につけない、カメラなどはバッグにきちんとしまう

など。他の観光客と同じように行動し気をつけていれば大丈夫です。

5. スリ対策

観光客が注意すべきは圧倒的に「スリ」です。

ひったくりもあるとガイドブックなどには書いてありますが、実際被害にあったという話は私のまわりではほとんど聞きません。

スリは私自身も、まわりの友人も観光客からも被害にあったと頻繁に聞きます。

スリは気をつけていれば避けることができます。スリの被害に合わないよう、いくつか注意点をあげてみます。

混んでいる公共交通機関は出来るだけ避ける

ナポリ 地下鉄
photo by Mauro Cacciola

日本人は通勤ラッシュに慣れているので電車やバスで人と密着するのにあまり抵抗がありませんが、そのことでスリの被害にあいやすくなっているように思います。

イタリア人は知らない人と公共交通機関で密着するのをとても嫌がり、混雑しているときは降りるひと駅前からまわりの人に「次の駅でおりますか?(Scende alla prossima? シェンデ アッラ プロッシマ?)」と声をかけながらドアの近くまで場所を移動していきます。直前になって降りる駅で人を押したり触れたりしないようにするためです。

なので必要以上に押したり密着してくる人がいたらスリの可能性が高いため気をつけた方が良いでしょう。

また公共交通機関にいるスリはまわりのイタリア人の方が先に気づくことが多く、声をかけてくれることも多いです。

ただし2人組になって1人が話しかけている間にもう1人が後ろで財布を抜き取る、という手口もありますので、誰かに話しかけられたら言葉がわからなくても冷静に状況を把握するようにしましょう。

混雑している公共交通機関でのスリの被害がかなり多いので、混雑している時間帯の移動は避ける、またはタクシーを利用するなどの工夫をすると良いと思います。

カバンに気をつける

ナポリ 鞄
photo by Free Photos

カバンを開けられたり切られたりして盗まれる被害もとても多いです。リュックサックやウェストポーチは前に、カバンのジッパーは常に手前にくるようにしておきます。

紐の長いカバンなども、横にかけていると後方から触られると気付かないこともあるので注意しましょう。

引ったくりはバイクを使ったものが多いので、常に車道と反対側にカバンを持つようにしましょう。

高額を持ち歩かない

万が一被害にあっても最小限で済むように、現金を持ち歩くのは最小限にとどめ、財布はカバンの底に入れ、さらに数カ所にお金を分けて入れるなどの工夫をしましょう。

ナポリの魅力を堪能しよう!

スパッカナポリをはじめとするナポリの多くの見どころは、他の観光地のように「観光客用に美しく整備された」ものではなく治安の悪い地域と混ざり合っています。

けれどもそれは見せたくない部分を隠して取り繕うのではなく、ありのままを受け入れ見せてしまうナポリやナポリ人の魅力につながっている部分でもあると思います。

危ないと言って避けてしまってはあまりにもったいないナポリ、必要最低限の気をつけることを頭に入れたらあまり気負わず、その魅力を堪能しましょう!

ナポリの観光情報はこちら🇮🇹✨

ヴェスヴィオ山を遠くに望む美しい景観、堅固な卵城の背景に広がるナポリ湾、そして豪華な文化遺産の数々。昔から「ナポリを見て死ね」と言われるほど魅力のあるナポリのみどころを、ピッツァやエスプレッソなどのグルメ情報と合わせてランキング形式でお伝えします。

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Noriko
パティシエール、イタリアソムリエ協会認定ソムリエです。ローマ、フィレンツェ、パリ、ボルドー在住経験があります。イタリア、フランスのグルメ、観光情報をお届けしたいと思います。お菓子レシピをChicca Foodで公開しています。

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